Paper Pebbles
紙がサステナブルであるために
余剰紙の積層から生まれた
社会的人工鉱物
Paper Pebblesは、すべてが紙で形成されている紙(Paper)を小石(Pebble)のように表現したアート作品であり、合紙の積層によって生まれる表情が特徴。紙の色や種類、貼り合わせ方や削り方の違いによって多様な表情が現れ、ひとつとして同じものは存在しない。
製作の過程で発生した余剰紙や会期を終えて役割を失ったチラシを貼り合わせ、積層、結晶化させる。この小石のような結晶は人々の経済的営みによって生み出された「社会的人工鉱物」となる。
Paper Pebblesは、紙の役割を「メディア」にではなく「マテリアル」として捉えなおすことで、紙の新たな可能性を提案している。