アルトゥール・シュミット 印刷思考の分析
100年の歴史に向き合い
100年先の未来を想像していく
100年前の思考と技術をたどる実験
「アルトゥール・シュミット印刷思考の分析」は、バウハウス100周年を記念した巡回展「開校100年 きたれ、バウハウス ―造形教育の基礎―」のために制作した印刷実験からなる作品群。
100年の時を超えてバウハウスの思考を表現するために、100年前に印刷されたアルトゥール・シュミットの作品群を実際に観察することで、バウハウスに在籍していた当時(1929~1930年)なにを考え、どのような工程で作品づくりをしていたかを分析、考察。そして、現代の技法を織り交ぜながらアルトゥールの思考や手法を活版印刷を用いてグラフィックとして表現した。
アルトゥールの作品に見られる複雑なレイヤー構造は現代の私たちのデザインする感覚と共通する部分が多く、アルトゥールのデザインプロセスは現代の私たちがデザインしていく上で新しい発見や刺激になるだろう。
- Clientbauhaus 100 jp
- Year2019.9
- CreditText : 守田篤史
Design / Print : 和田由里子
Photo:土田祐介
- CategoriesGraphic
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